イナイ×イナイ 森博嗣




イナイ×イナイ (講談社ノベルス)

森博嗣の新しいシリーズもの。屋敷のどこかにいるという行方不明の兄を探してほしいという依頼を受け、屋敷に赴くと地下牢で依頼人の妹が殺されたという話。流れるように読み進めることができて、すとんと納まる読後感は相変わらず。ただ、どうにも微妙なトリックを使ってしまっていたけど。

これまでのシリーズとの関連性が薄いのかなと思っていたら、アノ人が出てきてましたな。


12番目のカード ジェフリー ディーヴァー




12番目のカード (・∀・)イイ!!

「魔術師」に続く、”リンカーン・ライム”シリーズ6作目。前作のようなどんでん返しに次ぐどんでん返しといった展開ではないものの、わずかな証拠品から犯人に行き着く流れは素晴らしい。後は、犯人がひたすら合理的かつ冷酷で、読んでて恐怖を覚えた。こういう感覚は久しぶりだなぁ。事件の背景(公民権運動)についてはあんまり興味を持てないテーマでした。よくわかりません。

シリーズ7作目”The Cold Moon”も既に刊行されているようで。次も楽しみ。


ハンプティ・ダンプティは塀の中 蒼井 上鷹




ハンプティ・ダンプティは塀の中 (ミステリ・フロンティア) ( ・ω・)

ミステリ・フロンティア。留置場を舞台に、塀の中から塀の外まで様々な事件が繰り広げられる連作短編集。事件を解決する男が最後までうさんくさかったせいか、最後の事件がどうにもスッキリしない感じだったかな。