一週間のしごと 永嶋恵美

一週間のしごと (ミステリ・フロンティア) ( ´_ゝ`)

ミステリ・フロンティア。子供を拾ってきた幼馴染に付き合って、その子の祖父母を探す物語。警察に行かない理由を色々と並べ立てておきながら、警察に頼るしかない結末なのがどうにもがっくり。主人公もがんばってたんだけど、大人は凄いという結論になっているので全てが台無しというか。まあ等身大の高校生を描いたストーリーとも言えるけど。

これが学生の「しごと」ということなのかな。

Xの悲劇 エラリイ・クイーン

ISBN:4150701415

(・∀・)イイ!!

バーナビー・ロス名義で出版されたドルリー・レーン4部作(X-Y-Zの悲劇、最後の事件)の1作目。列車の中、ウニみたいな凶器で株式仲介人が殺される話。うわー、この事件のトリック知ってた。小学生のときに読んだ犯人当てクイズ系の本でそっくりそのまま使われてた記憶が。まあ、最初の事件のトリックだけわかっても探偵役と同じように犯人を決定することはできないので、最後まで楽しめたのだけれども。

ダイイングメッセージをわけわかんない方法で残す理由を強引に説明してるのはこの作品だったか。

人間の生涯の終わりには、比類なく神々しい瞬間が訪れて、その精神能力が限りなく昂揚するもののようです

( ゚Д゚) ……。

空を見上げる古い歌を口ずさむ 小路幸也

空を見上げる古い歌を口ずさむ (Pulp‐town fiction) (・∀・)イイネ!?

第29回メフィスト賞受賞作。周りの人間がのっぺらぼうに見えるようになった息子を助けるために、同じようなことを言っていた兄を頼る話。その兄が語る昭和30-40年あたりの空気がとても新鮮に感じた。全体を眺めると回りくどい展開だけれども、それを許せる雰囲気がある。様々な事件が全部ファンタジーちからでなんとかなってたのはいまいちだったけど。

国語の教科書に載っていた文みたいな感じ。