追想五断章 米澤 穂信

古本屋に勤める主人公が5つのリドル・ストーリーを捜索していく話。

リドル・ストーリーとは物語中に示された謎に明確な答えを与えないまま終了することを主題としたストーリー(Wikipedia)なのだが、この物語では、作中作のリドル・ストーリーに明確な結末が用意されている。それらが、ひとつの事件につながっていくところは素晴らしかった。

一方で主人公の物語としては微妙なところ。もともとお金が動機で動いていた上に、最終的にはその動機すら喪失してしまう、、、全体的な暗い雰囲気にはマッチしているのだけれども。

追想五断章
追想五断章

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米澤 穂信
集英社
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