遠まわりする雛 米澤穂信

遠まわりする雛

遠まわりする雛

古典部シリーズ4作目。彼らの1年を描いた短編集。1年を描いているので最初の事件と最後の事件ではそれぞれ印象が違うけれども、特に千反田えるについてはしっかりとした面を強く出して、前三作からイメージを変えて来た印象が。というか前作の不思議イメージが強すぎた。主人公のホータローも1話目のヒドさに比べるとずいぶん前向きになったもんだ。

いわゆる日常の謎を描いているので少し苦手なんだけど、「手作りチョコレート事件」が良かったかな。逆に「大罪を犯す」にはかなり腰砕け。

シリーズとしてこの先どうなるんだろ。まったり3年描き続けるのか、事件が起きるのか。

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