天帝の愛でたまう孤島 古野 まほろ

天帝の愛でたまう孤島 (講談社ノベルス)

天帝の愛でたまう孤島 (講談社ノベルス)

3作目。前回はベタな鉄道ミステリだったけれど今回もベタベタで嵐の孤島。起こる事件も密室だらけと、かなりの直球を投げ込まれた感じ。犯人の名前も教えてくれてます。この作者は伏線をこれでもかとつぎ込むけど、初めに犯人につながる解決はかなりシンプルなところを突いてくるのが明解でいい。

前回はかなり壮大っぽい世界観の元の事件だったけれども、今回は孤島の事件ということもあって人間関係も局所的。まあ、ドロドロしてるのは相変わらずなんだけど。ただラスボスの印象が弱いことにがっかり気味な自分がいる……。前回の物語破壊っぷりは凄かったからなぁ。

いつの間にかクセのある文章も全然気にならなくなってしまった。3部作というのが夢だったとのことだけど、続くのかな。祭具もまだ残ってるし。

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