ソフトタッチ・オペレーション 西澤保彦

ソフトタッチ・オペレーション (講談社ノベルス)

“チョーモンイン”シリーズ8作目。超能力犯罪にかかわる5つの事件を収録した短編集。当事者視点の話が多く、いつもの登場人物の影が薄かったかな。というわけでシリーズ的にはあんまり話が進んだわけでもないのがちょっと残念。

以下それぞれ。

  • 無為侵入 連続する侵入事件の被害者たちが侵入自体を把握していないのに次々と引っ越していってしまうという話。Whyから事件を解決していく流れは良かった。どうにも弱い気がするけど。
  • 闇からの声 オチは読めてしまうのだけれども、それでも面白かった。幽霊でも超能力使えるのか。
  • 捕食 西澤節全開のグロい話。”母”をよく使ってるよね。この話はマザコンものではないけど。
  • 変奏曲<白い密室> 神余響子が雪密室を解いていく話。誰が超能力者だったのかというギミックが上手く活きていた。短編だからか強引にも感じたけど。
  • ソフトタッチ・オペレーション 岡嶋二人”そして扉は閉ざされた”のごとくシェルターのような空間に閉じ込められる話。……よくこんなこと考えるな。

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