剣客商売十二 十番斬り 池波正太郎




とにかく表題作「十番斬り」における小兵衛の剣の冴え渡りがステキ。無頼浪人を一掃しようとする剣客の助太刀として、残り十人となった浪人たちを瞬殺していく姿は65の老人にはとても見えない。前巻には体調を崩す話もあったけれど、まだ衰え知らずのようで。

他の収録作では、知人の敵として追われている老人と親しくなった大治郎の苦心を描いた「逃げる人」も良かった。



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