『ギロチン城』殺人事件 北山猛邦




(・∀・)イイ!!

かわいいお人形さんのお話です。

        --北山猛邦

首狩り人形だけどな!

事件としてはスクウェア(吹雪の山荘で凍死を防ぐためにグルグル回り続ける怪談。この作品では交霊術として行われている)を行っていた少女達が首を切り落とされるというもの。スクウェア専用の回廊が用意され、各一方通行ドアにはバイオメトリクス認証つき、と不可能性は強すぎるけど、真相は回廊が○くなってる時点で解ったのであまり楽しめなかった。それとは対称的に、前当主が死んだときのトリックは凄いなぁ。思わず笑ってしまった。あとギロチンの歴史はなかなか面白かった。1977年までやってたのな。

殺される4人の少女達の名前が二、三、四、五なのだけれども、やっぱりトリックを説明しやすくするためなんだろうなぁ。部屋と頭と体の対応を書いた場面、

D 四・五   C 三・四

A 五・二   B 二・三

( ゜Д゜)ポカーン

以下激しく北山猛邦作品とともにネタバレ

北山猛邦は『クロック城』の影響か大規模な物理トリックの使い手という印象があるけど(『瑠璃城』は未読)、この作品では大掛かりな物理トリックとともに『アリス・ミラー城』のような叙述トリックも。叙述トリックのほうがバイオメトリクス認証、自動人形とも絡んで面白かった。ラストでさらっと出てくるだけなので、あっさりしすぎてる感もあるけど。



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